
カダソンシャンプーに含まれるサリチル酸って、頭皮に刺激があるんじゃないかとちょっと心配になりますよね。
たしかにサリチル酸は、ピーリングや角質ケアに使われる成分として知られているので、「大丈夫なの?」と不安に感じる気持ちはよくわかります。
ただ、結論から言うと、カダソンシャンプーは厚生労働省の承認を受けた医薬部外品なので、サリチル酸の配合量も安全性が確認された範囲に収まっています。
この記事では、カダソンシャンプーのサリチル酸がどんな役割を果たしているのか、濃度の考え方や安全性の根拠もあわせて詳しく解説していきます。
カダソンシャンプーのサリチル酸はどんな成分なのか
サリチル酸の基本的な特徴
サリチル酸は、古くから角質を柔らかくする働きや殺菌作用で知られている成分です。
ヤナギの樹皮から単離された「サリシン」という物質を分解することでサリチル酸が得られると判明したのが始まりで、紀元前のギリシャ時代からヤナギの樹皮は痛みや炎症を和らげる目的で使われてきました。
現在では化粧品や医薬部外品だけでなく、医薬品の分野でも角質ケアや防腐の目的で幅広く活用されています。
シャンプーに配合される場合は、フケやかゆみの原因にアプローチする有効成分として採用されるケースが一般的です。
カダソンシャンプーにおけるサリチル酸の役割
カダソンシャンプーでは、サリチル酸は有効成分のひとつとして配合されています。
公式サイトの情報によると、サリチル酸には頭皮の荒れを防ぎ、結果的にフケを減らす働きが期待されています。
もうひとつの有効成分であるグリチルリチン酸2Kが頭皮のかゆみや赤みを抑える役割を担っていて、この2つの成分がそれぞれ異なる角度から頭皮環境にアプローチしているわけですね。
つまりカダソンシャンプーにおけるサリチル酸は、単独で使われているのではなく、グリチルリチン酸2Kとの組み合わせによって頭皮ケアの相乗的なサポートを目指しているということです。
サリチル酸がフケ・かゆみに働くメカニズム
サリチル酸には「角質軟化作用」と呼ばれる、硬くなった古い角質を柔らかくして落としやすくする性質があります。
頭皮にたまった古い角質はフケの原因のひとつになるので、それを穏やかに取り除くことで頭皮を清潔に保つことにつながります。
また、サリチル酸は脂溶性の性質を持っているため、皮脂となじみやすく、ベタつきが気になる頭皮の洗浄サポートとしても相性が良い成分です。
さらに殺菌作用によって雑菌の繁殖を抑え、頭皮環境を健やかに整える手助けをしてくれるのもポイントです。
カダソンシャンプーのそのほかの注目成分
カダソンシャンプーは99%天然由来成分で構成されたアミノ酸系のシャンプーです。
主要な洗浄成分にはN-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液が採用されていて、石油系界面活性剤は一切使用していません。
保湿面では、一般的な油系保湿成分の代わりに水溶性保湿成分であるシロキクラゲエキスが配合されています。
油系の保湿成分はマラセチア菌のエサになってしまう可能性があるため、あえてオイルフリー処方を選んでいるという点は、脂漏性の頭皮に悩む方にとって注目したいところですね。
カダソンシャンプーのサリチル酸の濃度と安全性について
医薬部外品におけるサリチル酸の配合ルール
カダソンシャンプーは医薬部外品(薬用化粧品)に該当する製品です。
医薬部外品では、サリチル酸を防腐目的で配合する場合は上限0.2%と定められていますが、有効成分として配合する場合は別途、厚生労働省の承認に基づいた量が設定されます。
シャンプーにおける有効成分としてのサリチル酸の配合目安は0.1〜2.0%とされており、医薬品で角質軟化目的に使われる5〜10%と比べると、かなり穏やかな濃度帯です。
いずれにしても、医薬部外品は個別に承認を受けて製造されるため、カダソンシャンプーのサリチル酸も安全性が確認された範囲内で配合されているということになります。
サリチル酸の安全性に関する科学的データ
サリチル酸は化粧品の安全性を評価する国際的な専門機関「Cosmetic Ingredient Review(CIR)」でも検証されている成分です。
複数のヒト試験において、濃度2%のサリチル酸を用いた皮膚刺激性試験や感作性試験が実施されていますが、健常な皮膚を持つ被検者では皮膚感作(アレルギー反応)は認められなかったと報告されています。
光毒性や光感作性についても、2%濃度での試験で問題なしという結果が出ています。
シャンプーの有効成分として配合される量はこの試験濃度と同等かそれ以下の範囲にあたるため、通常使用において安全性に大きな問題はないと考えられているのです。
敏感肌の方が気をつけたいポイント
とはいえ、すべての人に刺激がゼロとは言い切れない部分もあります。
サリチル酸にはピーリングに近い作用があるため、すでに頭皮が乾燥しているときや、傷・ただれがある状態で使うとしみたりヒリヒリ感を覚えるケースもあるかもしれません。
カダソンシャンプーはアミノ酸系の洗浄成分を使った低刺激処方ではありますが、敏感肌の方や頭皮にトラブルを抱えている方は、まず少量から試してみるのがおすすめです。
万が一、赤みやかゆみが強く出た場合は使用を中止して、皮膚科の専門医に相談してくださいね。
サリチル酸とマラセチア菌の関係
脂漏性の頭皮トラブルにおいて、大きな原因のひとつとされているのがマラセチア菌の増殖です。
マラセチア菌は頭皮の皮脂をエサにして繁殖し、フケやかゆみを引き起こすことが知られています。
サリチル酸の殺菌作用は、こうした菌の繁殖を抑制する方向に働くため、脂漏性の頭皮ケアにおいては理にかなった成分選択だといえます。
加えて、カダソンシャンプーがオイルフリー処方を採用していることで、マラセチア菌のエサとなる油分を頭皮に残さない工夫もされているのは心強いですね。
まとめ:カダソンシャンプーのサリチル酸は承認された配合量で安全性に配慮されている
カダソンシャンプーに配合されているサリチル酸は、厚生労働省の承認を受けた医薬部外品の基準に基づいて配合されています。
国際的な安全性試験でも、シャンプーに配合されるレベルの濃度では深刻な皮膚刺激やアレルギー反応は報告されていません。
グリチルリチン酸2Kとの組み合わせによるアプローチ、アミノ酸系洗浄成分やオイルフリー処方といった設計面からも、頭皮への負担を極力減らす工夫がされている製品です。
フケやかゆみに悩んでいて、成分の安全性が気になっていた方は、一度カダソンシャンプーを試してみる価値があるかなと思います。
ただし、肌の状態は人それぞれなので、使い始めは少量からスタートして、自分の頭皮との相性を確認しながら使うのが安心ですよ。